藤井 愛子


藤井 愛子
AIKO FUJIIライフル射撃部 3年

―香川県出身で小学6年生の時にライフル射撃を始めました。
ライフル射撃に出会ったのは、いろいろなオリンピック種目が体験できる小学生向けイベントに参加したのがきっかけです。幼稚園から小学4年生までは新体操、小学5年生はゴルフをやっていて、スポーツは大好きだったので、様々なスポーツの体験イベントに興味を持ちました。様々な競技に触れる中で、射撃は的の真ん中にたくさん当たったのがとても楽しくて、夢中になりました。

―小学生の時、高校生以下が集う四国の射撃チームの審査会を経て四国の射撃チームに入り、中学卒業まで腕を磨きました。中学時代に免許を取得し、空気銃を使う五輪種目のエアライフルを専門としています。
競技を始めた時に指導者から高い目標を掲げることが大事だと教わり、まずは日本一、将来はオリンピック出場を目標にしました。中学3年生の時に全国大会で2位になりました。でも、満足のいく内容ではなく、悔しかったです。
―立正大学淞南高等学校を選んだ理由は?
中学で果たせなかった日本一の目標を達成できそうな高校を探しました。立正大淞南は校内に専用の射撃場があり、理学療法士や栄養士といったトレーナーがしっかりサポートしてくれる充実した環境にとても魅力を感じ、ここでやることを決めました。


―競技の魅力とは?
エアライフルは重さ5kgの銃を構えて姿勢を安定させ、10m先の標的の中心となる直径0.5mmの10点を狙います。高い集中力と強いメンタルが求められる点が面白さでもありますし、難しさでもあります。やはり的の真ん中に当たれば気持ちいいです。銃を撃つための姿勢や構えに重点を置き、練習に励んでいます。
―高校時代は結果が出せずに苦労しましたが、最後の全国の舞台となった2025年の滋賀国スポでは、少年女子エアライフルで7位入賞。島根県として少年女子エアライフル種目では和歌山国体から10年ぶりの入賞という好成績でした。
予選は60発を撃ちました。的のど真ん中に当たると最高得点の10.9点で、前半は9点台を出してしまいましたが、後半は気持ちを切り替え、10点台後半を多く出すことができ、全体で5位でした。決勝では緊張で銃の制御がうまくいかず、納得のいく結果ではなかったですが、何より競技を楽しむことができ、頑張ってきて良かったなと思いました。
―2026年春からは全国屈指の強豪で知られる中央大学射撃部に進み、オリンピック選手を目指します。
私の強みは一度決めたことはあきらめない頑固なところです。険しい道のりだとは思いますが、自分の弱い気持ちに負けず、常に向上心を持ってレベルアップしていきたいです。大学1年生の時からまわりのメンバーに負けず、チームに貢献する試合をしていきたいです。

―2030年に開催される島根かみあり国スポへの思いは?
国スポは、大学に行っても「ふるさと選手制度」を使って島根県の選手として出たいと考えています。高校3年間、島根県でなければ、ここまで成長できていなかったと思います。これまで教わった先生方をはじめ、いろいろな方々にお世話になったので、島根開催の大舞台で優勝して恩返ししたいですし、活躍する姿を見て射撃に興味を持ってくれる人が増えたらうれしいです。

(2026年1月取材)






