石飛 涼子石飛 涼子
攻め切るスタイルで好成績
全国舞台に活躍を

石飛 涼子

RYOKO ISHITOBI
選手競技:なぎなた
北陵認定こども園 保育士 幼稚園教諭
なぎなた選手
なぎなた

「剣道の経験を生かし、全国選抜で個人優勝」

―なぎなたを始めたきっかけは。

 中学校まで剣道をしていて、なぎなたのことは全然知りませんでした。進路を選択する時、たまたまテレビでなぎなたのニュースを見て、気になって出雲北陵高校のオープンキャンパスに参加しました。2メートル以上の長さがある、なぎなたを自在に使って打突する動きが面白そうだと思い、やってみようと入部しました。

―始めてみてどうでしたか。

 なぎなたには、防具を身につけ、面、小手、胴、突き(一般のみ)を確実に早く打突する試合と、全日本なぎなた連盟の形を披露し、優劣を競う演技があります。高校に入って入部した直後は思っていたより練習が厳しく、ここまでやらないといけないのかと思いました。まずは先輩たちのまねをするところから始め、少しずつ技術を高めていきました。はじめは慣れなくて大変でしたが、剣道で身についた忍耐力を生かせていると思います。

 顧問の井上美代先生の指導に加え、世界大会で優勝した経験がある安喰愛先輩、1年上の高田彩先輩など、強い先輩方と一緒に練習することができ、努力すれば先輩たちのような成績を残すことができるという環境に身を置けたことが、自分の成長にもつながりました。

―高校1、2年の時、全国高校選抜大会で個人優勝されました。

 試合前はすごく緊張するタイプですが、その緊張を大切にしながら試合に臨むよう、先輩たちにアドバイスしてもらったのが良かったのかもしれません。最後まで攻め切る自分のなぎなたができました。

―最終学年では愛媛県で開催された国体で、少年3位に入りました。

 準決勝で地元の愛媛に負けましたが、3位決定戦で福井に競り勝ちました。先鋒が負けてきたので、なんとか取り返さないといけない、という気持ちで攻め続けたことが、勝ちにつながったと思います。団体戦での勝利は、チームで勝てた分、喜びは倍に感じます。ただ、インターハイを含めて3年生のときには結果が残せなかったという気持ちが強いです。

 

 


「県外に出て初めて感じた、島根の環境の良さ」

―佐賀県の短大に進みました。

 県外の先輩や後輩に刺激をもらうことができました。ただ、高校のときより練習量は減った感じです。もともと短大を卒業したらUターンしようと思っていましたし、佐賀での2年間では、島根でなぎなたを続けることのよさ、強い先輩たちがいるというありがたさを改めて感じました。

 

 

石飛涼子さん

 

 

「仕事となぎなたの両立」

―学校法人水谷学園に入職しました。

北陵認定こども園で、保育士として勤務しています。仕事をしながら全国を舞台に活躍している先輩たちみたいになりたいと、なぎなたも続けています。高校3年生、短大でもいい結果を残せなかったので、社会人として力をつけたいと思っています。

―練習時間はどうですか。

 毎日なぎなたを手に取ることができる環境ではなくなったので、仕事とどう両立しながら技術と精神力を鍛えていくかが課題だと思っています。今の環境になって、先輩たちが自分たちで考えながら練習を重ねてきたことで結果を残してきたのだと感じています。先輩たちの背中を追いかけたいと思っています。

―競技の魅力は

 マイナーですが、人間性を育ててくれたと感じています。言葉や行動はもちろん、先輩・後輩とのかかわり方を学びました。

 

 


「今後も結果を残し、次の世代へ伝えていく」

―今後の目標は。

 高校生の時はがむしゃらにやってきましたが、社会人になってそれだけではだめだと思っています。仕事と競技を両立しながら日本一になりたいです。なぎなたを続けるため、職場にもいろいろと支援してもらっています。全国を舞台にした大会で結果を残したいですし、先輩たちに教えていただいたことを大切にしながら、なぎなたがすばらしいものだということを次の世代に伝えていきたいです。

 

(2024年1月取材)

石飛さん

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