レスリング

 競技者がマット上で組み合い、相手の両肩をマットにつけること(フォール)や決まった技のポイントで勝敗を競う競技です。競技時間は、3分間2ピリオドで行われ、2ピリオドの合計得点の多い方が勝者となります。

 また,フォールした時点、テクニカルスペリオリティーした時点(相手と10点差のポイントを獲得すること)でも試合は終了します。

フリースタイル

  • 全身を自由に使い攻めて、守るスタイルで、相手のバランスを崩し、タックルで倒すのが一般的です。
  • 成年男子は6クラス(57kg~125kg級)、少年男子は8クラス(51kg~125kg級)、女子は1クラス(53kg級、62kg級のいずれかを選択)で行います。

グレコローマンスタイル 

  • 上半身の攻防のみで戦うスタイルで、下半身を使った攻防は反則となります。上半身で組み合った投げ技などの大技が多く見られます。
  • 成年男子は6クラス(60kg~130kg級)、少年男子は8クラス(51kg~125kg級)で行います。

競技の魅力

  • レスリング競技は最後の最後まで、勝敗がどうなるか、わからない競技でもあります。
  • 例えば、0対9で負けていても、負けている方がフォールをすれば勝ちとなるし、勝っていて逃げる行為を続ければ、反則を取られてしまうからです。