
剣道具(面、小手、胴、垂)を着用した2人の競技者が相対し、互いに竹刀で定められた部位(面、小手、胴、突部)を打突して勝敗を競う競技です。
- 成年男子、少年男子、少年女子は5人制、成年女子は3人制の団体戦でトーナメント方式で行い勝者数が多い方が勝ちとなります。
- 参加選手は年齢で決められています。
◯成年男子5人:
先鋒(18歳以上25歳未満)、次鋒(25歳以上35歳未満)
中堅(35歳以上45歳未満)、副将(45歳以上55歳未満)
大将(55歳以上)
◯成年女子3人:
先鋒(18歳以上30歳未満)
中堅(30歳以上40歳未満)
大将(40歳以上)
◯少年男女各5人:
18歳未満(中学生以下は参加不可) - 試合は3本勝負が原則で、試合時間内に2本先取した者が勝ちとなります。一方が1本先取してそのまま試合時間が終了した場合、先取した者が勝ちとなります。時間内に勝敗が決まらない場合は、引き分けとなります。
- 団体の勝敗は(1)勝者数、勝者数同数の場合は(2)取得本数の順で勝敗が決まります。(1)・(2)ともに同数の場合は、代表者による代表戦で勝敗を決します。代表戦は1本勝負で勝敗が決するまで行います。
競技の魅力
剣道の有効打突の判断は、充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で剣道具の打突部位を刃筋正しく打突し、かつ残心が必要です
単に当たった、打ったでは1本にはなりません。剣道競技の魅力は有効打突にありますが、その有効打突は競技者相互の攻防によって繰り出されるものです。技は一瞬ですが、それに至る気迫、姿勢、竹刀さばきなど、総合的な攻防も大きな魅力です。
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