ホッケー

2つのチームがフィールド上の硬球を、L字型のスティックを使ってドリブルやパスをし、相手ゴールに向けてボールをシュートして得点を競う競技です。

  • ゴールキーパー以外は、手足でボールに触ることができず、スティックの片面のみでボールをコントロールします。
  • スティックはカーボン製で長さは約90センチメートル。ボールは野球の硬球とほぼ同じ大きさ・重さのプラスチック製です。
  • オリンピックでは1908年ロンドン大会から正式種目となり、1980年モスクワ大会より女子ホッケーも採用されています。 

競技の魅力

  • シューティングサークルと呼ばれるゴール前の半円のシュートゾーンの中から打ったシュートのみが得点となります。サークル内のせめぎ合いや駆け引きが大きな見どころで、攻撃側はドリブルやパスを使って相手ディフェンスの網をいかにくぐり抜けてボールを持ち込み、シュート⇒得点につなげるか。守備側はそれをどう防ぎ、失点を最小限に食い止めるかが勝敗のカギを握ります。
  • 各プレーヤーのスティックワークの妙技、また守備から一瞬にして攻撃に入れ替わる展開とチームプレーが、ホッケー最大の魅力といえます。
  • シュート時のボールのスピードは、世界のトッププレーヤーともなると時速200km以上に達します。