体操

 競技と新体操、トランポリンの3つに分かれ、技の難易度や安定性、体線の美しさや芸術性などを複数の審判員が採点し、その合計点で演技の出来栄えを競う競技です。

競技

  • 男子はゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒の6種目、女子は跳馬・段違い平行棒・平均台・ゆかの4種目の自由演技で行われます。
  • 男女とも1チーム5名が演技し、各種目とも上位4名の合計得点で順位が決定します。
  • 採点は、Dスコア(技の難易度等)とEスコア(演技のできばえ)の合計点で競います。

新体操

  • 男子はスティック・リング・ロープ・クラブ、女子はフープ・ボール・クラブ・リボンの手具を使い、音楽に合わせて演技をする競技です。5人で演技する団体競技と、5人のうち4人が1種目を演技する個人競技の合計得点で順位を決します。

トランポリン

  • トランポリンを使用して跳躍し、10種目の異なる演技を連続して実施する競技です。
  • 採点は、難度点(Dスコア:回転とひねりの数)演技点(Eスコア:技の出来栄え)跳躍時間点(Tスコア:滞空時間)移動減点(Hスコア:着地箇所の減点)の合計点で競います。

競技の魅力

体操競技                                                                                 

  • 種目ごとに多くの技があり、その技をどう組み合わせて演技を構成し、安定した演技をするかで選手の技量やメンタルの強さが試されます。
  • 最大の見どころは、なんといっても体操競技ならではの非日常的なアクロバティックな技や、洗練された美しい動きです。動きそのものが勝敗につながるため、短い演技時間ですが高い集中力が求められます。 

新体操

  • 団体競技の男子はアクロバティックでダイナミックな演技、女子は曲芸のような大胆な技を含んだスピーディーな演技がともに一糸乱れず、行われます。
  • 個人競技の見どころは、男女ともスピード感あふれる手具のさばきです。手具の特性を生かし、男子は力強さや転回系の技を組み合わせた演技、女子は床に着かないリボンの動き、フープの投げ上げ、滑らかなボールの転がし、目にもとまらぬクラブの動きに注目です。

 トランポリン 

  • 一番の見どころは、地上8m(ビル3回の高さ)にまで飛び上がりながら実施される演技の圧巻の迫力と、まるで空中遊泳をするような浮遊感です。
  • 演技は、ジャンピングゾーンと呼ばれる横4,28m×縦2.14mの枠内を外れることなく、10本連続して演技する必要があり、約20秒間という短い演技時間は、一発勝負の緊張感に満ちていて、一瞬も目を離せません。 【一部JOCの競技説明H.P引用】