フェンシング

ピストと呼ばれる競技台(幅2m、長さ14m)の上で、片手で持った剣で相手の有効面を突く、又は斬る技で勝負を競う競技です。

フルーレ

基本の形であり、柔軟な剣を用い、有効面の胴体部分に対する突きだけを有効とする種目です。

エペ

「決闘」を起源とし、硬直な剣を用い、頭から足先まで全身を有効面とする種目です。

サーブル

馬上の剣術から競技化し、有効面が頭や両腕を含む腰から上の部分で突きと斬りで攻撃する種目です。

競技の魅力

  • フランスの国技であるフェンシングは、騎士道の精神で行う紳士のスポーツです。相手に対して敬意を払い、武道と同様、礼に始まり礼に終わります。
  • フェンシングはルールが複雑なこともあり、どっちが得点をしたか分かりにくい一面があります。剣のやりとりが早く、電気審判器やビデオ判定も導入されております。
  • 相手との駆け引き、スピーディーな試合展開とその状況を瞬時に判断し、プレーすることが最大の魅力です。また、【フルーレ・エペ・サーブル】の特徴にあるように、種目によって異なった試合展開も楽しめます。
  • また、相手を<突く・切る>といった日常生活では体験することのない感覚も魅力の一つです。